かかりつけ歯科医の大切さについて

どなたでも内科や耳鼻科、皮膚科などのかかりつけの先生があると思います。
同じように歯科でもかかりつけ歯科医を持つことは、お口の健康と前進の健康を守るために大切なことです。
平成9年より厚生労働省などでも「かかりつけ歯科医」を保険制度として採用しました。

厚生労働省のホームページには下記のようないかめしい条文が書かれています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/tuchi/091226.pdf

-----以下引用-----
医療法の一部改正について
(平成9年12月26日)
(発健政第232号)
(各都道府県知事あて厚生事務次官通知)
医療法の一部を改正する法律は、別添のとおり平成9年12月17日法律第125号をもって公布されたところであるが、その改正の趣旨及び要点は左記のとおりであるので、御了知の上、管下市町村、関係団体等にその周知徹底を図るとともに、その運用に遺憾のないよう取り扱われたく通知する。
-----以上引用-----

高齢になるに従い、歯周病などで多くの歯が失われます。しかし、定期的に健診を受けながらきちんと予防管理を受けることで、歯を失わずにすむ場合もあるのです。

かかりつけ歯科医とは、患者さんの歯の健康を管理や指導を行う歯科医院のことです。

かかりつけ歯科医院では、下記のことを心がけるように始動されています。

治療について正確な説明する。
歯科医には治療の内容を説明する義務があります。
患者さんはその内容を納得し治療や予防を受けることになります。
これをインフォームド・コンセントといいます。

また口腔外科や小児歯科、矯正歯科など自分の専門領域外のことであれば、必要に応じて専門医や病院を責任をもって紹介をすることになっています。

基本的には歯科衛生士がいることが望ましいと言われています。

歯科医師の治療だけでなく、予防のプロである歯科衛生士による歯面研磨などが有効です。ご本人とご家族皆さんの歯や口腔内のことについてご相談下さい。

噛むことに重点をおいた食材

食後にリンゴが良いと聞いた事はないでしょうか?それは食物繊維が含まれるものをよく噛む事で、食物繊維が歯ブラシの役割をして、歯の表面の汚れを落としてくれるからです。さらに食事中に取る食材でレタスなども良いとされています。
「噛む」事の一番の良さは、唾液が良く出るようになる事。1日に1500ccも分泌される唾液は、その流れで口の中を自浄する作用を持ちます。また食物中の酸を中和する作用で虫歯、歯周病の予防をしてくれます。
この秋、噛むという行為に注目した商品が出てきました。

噛むことに重点をおいた食材一般の板状のガムと比べると固く、咬み応えがあります。噛んでいてもすぐに味がなくなる速さも一般のガムより長いです。
13分間ゆでる超極太そばも、のどごしするりではなく、噛まなければ飲み込めないと思います。日本人が好きなおせんべいも硬度を1から5までの数字で商品のパッケージに表示するものも出てきました。いづれにしても噛むという行為は全身の健康にとって良いことであるのは間違いないですね。

たばこによる健康被害のリスク

下記のグラフは喫煙者が非喫煙者と比べて、どのくらいがんにかかりやすいかを示したものです。

喫煙による標準化死亡比

疾病のリスクはがんだけではありません。たばこの煙に含まれる化学物質は4000種類を超えており、そのうち200種類が有害物質。心筋梗塞などの循環器系疾患や肺気腫をはじめとする呼吸器系疾患、消化器系の胃・十二指腸潰瘍など、実にさまざまな病気の誘因になる。歯周病もたばこが良くないとされています。歯周病はタバコを吸う人が大好きです。ニコチンは歯周病を撃退する物質を遮ってしまいます。妊婦が喫煙した場合は、低体重児、早産、妊娠合併症の比率が高くなります。
近年、特に問題になっているのが受動喫煙です。喫煙者のたばこの副流煙を、周囲の非喫煙者が吸ってしまう。喫煙者がフィルターを通して吸い込む主流煙よりも、この副流煙のほうがさらにタチが悪い。

たばこの葉が燃えて、煙が出る。主流煙はたばこの葉とフィルターをくぐって唇に届くが、副流煙はそのままダイレクトに空中にまき散らされる。有害物質をたっぷり含んでいて当り前なのである。酸性の主流煙と異なりアルカリ性なので、目や鼻の粘膜も刺激する。ヘビースモーカーも他人のたばこの煙はいやだと言いますが、気分の問題ではなく、実際にぴりぴりとした刺激があるのです。

出典:厚生労働省「喫煙と健康-きつえんと健康問題に関する報告書」

PMTCって?

歯周病の基本的な治療は、歯垢を取り除くこと(プラークコントロール)です。
歯磨きやPMTC、スケーリング・ルートプレーニングで歯垢や歯石を取り除くと、歯肉の炎症が回復して、歯周ポケットが浅くなり、歯周病菌が減ってきます。
歯科医師、歯科衛生士によって、歯垢、歯石を機械的に除去してもらうことをPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)といいます。
軽度の歯周病なら、正しい歯磨きとPMTCなどを続けていれば、完治します。

スケーリングとは歯周病菌の住処の歯石を除去すること
特殊な器具(超音波スケーラーや、ハンドスケーラー)を使い、目に見える範囲のプラークや歯石(プラークが石灰化したもの)を除去します。
術後しばらくは歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長くなったように感じますが、これは今まで付いていた歯石が取れ、良くなった証です。

ルートプレーニングとは歯石を除去した後の根をツルツルにすること
スケーリング終了後、歯茎に隠れた部分まで丁寧に歯石を除去し、歯や根の表面を滑らかにします。
プラークや歯石は、歯肉に隠れた目に見えない部分にも溜まります。
歯根(ルート)面についたプラークや歯石、沈着物、死んでしまったセメント質などを特殊な器具(グレーシーのキュレットなど)で取り除いて表面をツルツルにし、再び汚れや細菌が付かないようにします。

PMTCではこんな器具を使用します。(ほんの一部です)

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機能性ガムの利用状況に関するアンケート

機能性ガムの利用状況に関するアンケート結果が出ていたので、グラフにしてまとめてみました。近年、食育に注目が集まる中、そしゃくの大切さへの認識が高まっています。「ガムを噛む」ことにより、そしゃく力を向上でき、「唾液の分泌を促す」、「消化を助ける」、「集中力の向上」など、健康的な生活に役立つといわれ、「ガムを噛む生活」が改めて見直されています。

国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント株式会社と株式会社三菱総合研究所のデータです。有効回答者数2,167名のうち、機能性ガムを現在利用している人は約8割を占めています。

またその利用者は、口臭防止や虫歯予防など、はっきりした効果を期待して購入していることが分かりました。最近相次いで発売されている「ボトルタイプ」の商品が、ガム全体の消費量を押し上げていることが調査結果から見て取れます。(詳しくは出展元で確認してください)利用者は、歯のホワイトニング機能やダイエット機能など、従来の商品には無い様々な効能を求めており、メーカー側は、口臭防止や虫歯予防などの効果の枠にとらわれず、消費者の要望や期待を広く集めた商品を開発することが今後の課題であることがうかがえます。

◆口臭防止、虫歯予防以外にも、様々な効果を求める消費者の声は強い。

自由回答で今後どのようなガムが欲しいか質問したところ、特に多かったのが、歯のホワイトニング機能やダイエット機能。また「入れ歯に付かないガムが欲しい」といったガム自体の性能に対する要望も多く聞かれた。

機能性ガムを噛む目的として最も多いのは「口臭防止」で、全体の55.5%が回答している。次いで「虫歯予防(45.5%)」「眠気の防止(39.5%)」が続く。漫然とガムを噛むのではなく、はっきりとした目的を持って噛んでいる人が多いことが分かる。

<ガムの利用目的>

機能性ガムの利用状況に関するアンケート 

出典:「gooリサーチ」を共同で提供するNTTレゾナント株式会社と株式会社三菱総合研究所

歯周病に組織再生治療

歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまった細菌の塊によって炎症が起こる病気です。症状の進行によって歯肉炎と歯周炎に分けられます。歯周病治療は正しい歯磨きと細菌の塊や歯石を取り除くことなどが基本です。
歯肉炎なら基本治療でたいていは回復しますが、歯周炎となり、歯と歯ぐきの間に3ミリを超える溝(歯周ポケット)ができると専門的な治療が必要です。
 歯肉の奥に隠れている細菌の塊や歯石などを局所麻酔をしてかき出したり、細菌を死滅させる抗生剤などを歯周ポケットに注入したりします。
放置すれば歯周組織が徐々に失われ、歯が抜けてしまいます。5ミリほどの深い歯周ポケットになると外科手術になります。
歯肉を切開し、感染した歯の表面をきれいにする方法などがあります。通常の外科手術の場合、失った歯槽骨などの歯周組織は回復しにくいのに対し、手術後の歯周組織の再生を促す方法がGTR法です。
この方法はスウェーデンで開発され、80年代に臨床応用が始まりました。
日本でも90年代はじめに普及しはじめました。「歯周組織」を生み出す幹細胞が、成人でも歯根膜に眠っていることが分かってきました。
その細胞の力を高めることで、歯を支える骨や歯ぐきが再生するのです。
手術で傷んだ組織を取り除くと、空洞ができます。そのままだと、隙間を埋めようと表面の柔らかい歯肉が入り込み、歯槽骨等の再生を邪魔するので、歯肉が入り込まないよう合成繊維の特殊な膜で空洞を囲い、歯槽骨の再生を待ち構えるという方法です。
術後も「歯磨きが大切」海外の論文によると、通常の手術では歯周ポケットの減少量は平均3.4ミリなのに対し、GTR法を行った場合、平均4.5ミリという効果を示す報告もあります。
ですが、GTR法はすべての歯を救えるわけではありません。
歯槽骨の破壊の形が水平に広がっていたり、破壊が重度だったりすると、この手術方法を使えません。
治療結果も歯槽骨の破壊の形などによって差が出るといいます。術後は歯周組織の再生に数か月から1年かかるため、定期検査が欠かせません。
何より肝心なのは正しい歯磨きをして、細菌の塊や歯石を再び付着させないことが大切です。
同様の治療に、歯周組織の再生を促すたんぱく質を塗るバイオ・リジェネレーション法なども先進医療に認められています。
歯磨きで取りきれない歯周ポケットの歯石の除去など、半年に1回は定期検診に歯科医院に行きましょう。
毎日の基本は、食後3回、最低3分の歯磨き。毎日寝る前は細かくブラシを動かしながら歯と歯茎の間、歯と歯の間に毛先を軽く当てて、1本ずつたまっているものを取り除く。「食後の正しい歯磨きはどんなに最先端の治療もかないません。」

知覚過敏のお話

6月は食育月間です。(もうすぐ7月ですが ・・)歯が丈夫でないとおいしいものも食べられません。

歯が丈夫で何で もおいしくいただける、こんな幸せなことはありません。

さて、今回は知覚過敏のお話です。

しみるというのは、歯が教えてくれている危険のサインです。

これを見逃さず 、軽いうちに対処すると、長くご自身の歯でおいしく楽しい生活が送れます。

歯がしみたり、 痛みのある原因は何なのか?

現在、考えられ る原因は大きくわけて2

1)エナメル質の損失  

エナメル質の損 失の原因もいくつかあり  

@不適切なブラ ッシング  

A歯の侵食、磨 耗(例えば酸性食品の頻繁な摂取など)  

B歯ぎしりや食 いしばりなど咬合力による負担  

C細菌性プラー ク

 

2)歯根部の露 出

原因により対応・処置が変わりますので、検査&カウンセ リングしながら原因を見つけて、改善しましょう!

【いったいどこがしみているのでしょう?】

知覚過敏は、正式には象牙質知覚過敏と呼ばれます。

歯は、下図のように頭の部分はエナメル質という非常の固い素材に覆わ れ、中は象牙質、そして神経(歯髄)が通っています。ところが根の表面にはエナメル質がない ため、根がハグキから露出すると象牙質に様々な刺激が直接伝わり、それが歯の神経まで届いて しみるのです。

象牙質には、無 数の小さな穴があいており、これ(象牙細管)が刺激の伝達に関わっています。知覚過敏.gif

 

【しみなくなる ために!】

知覚過敏の治療は、原因をできるだけなくして刺激を伝えにくくするこ とです。

軽症から重症まで、段階をおって治療法がいくつかあります。まずはご 自身でできる軽症対応の治療法から始めてみてください。

ただし、自己流 のハミガキやハミガキ剤選びが間違っている危険性がありますので、ぜひかかりつけの歯科医院 でアドバイスをうけてからお試しください。

なお、歯ぎしりやくいしばりがある方は、それが知覚過敏と関連してい るかを歯科医院で診てもらうとよいでしょう。

必要に応じて歯 ぎしり防止のナイトガードや、くいしばり防止トレーニングを併用します。

知覚過敏につい て詳しく知ろう!

http://hagashimiru.jp/3_1.html

このサイトは女 優の麻木久仁子さんが知覚過敏について詳しく聞いているサイトです。

知覚過敏の原因から状態、ケアの仕方まで掲載されています。

一度のぞいてみ るのもいいですよ。

知覚過敏かどうかのチェックも行えますのでぜひトライしてみてくださ い。

歯科人間ドック

メタボ「歯科人間ドック」が広がっています。
おりしも今月から40-74歳を対象にした特定健診制度が導入され、腹囲、血圧、コレステロール値などからメタボリック症候群の該当者や予備軍を割り出し、健保組合などが指導することが義務付けられました。
このようにあらかじめリスクを取り除くことで、国民全体が健康になれば医療費が軽減されるというのです。成人男性の2人に1人の割合で該当するようですが、最近のコンビニのお弁当もローカロリーのものが並んでいます。

実は、歯科の世界でも歯科人間ドックが広がってきました。
歯が無くなってしまうと、体力が落ち歯周病菌が心臓病や骨粗鬆症などの病気の原因になります。虫歯や歯周病を生活習慣病の一つととらえ口腔内の病気予防に役立てるのがこのドックの狙いです。
歯科ドックの主なメニュー

  • 虫歯と歯周病の詳しい検査
  • 唾液検査(虫歯リスクの判定)
  • 潜血反応(歯周病による出血)
  • 口臭測定
  • 口の粘膜の視触疹
  • 咬み合わせ、開口量測定
  • 口全体のX線写真(隠れた虫歯の発見など)

※ ドックの内容は歯科医院によって多少の違いがあります。

歯科検診は、虫歯や歯周病を見つけるのが主な目的です。ですが、虫歯は治療しても元に戻りません。日常に潜んでいるお口の病気のリスクをあらかじめ自覚し、生活改善で原因から取り除き、予防につなげるのが歯科人間ドックの大きな役割のようです。

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入れ歯の快適度チェックリスト

あなたの入れ歯は口にぴったり合ってますか?

  • 笑ったとき、話をする時上の入れ歯が落ちたり緩んだりする。
  • 入れ歯で舌やほおの内側を噛んで傷つけることがある。
  • 口を開けた時や食事中に上の入れ歯が落ちる。
  • 物を噛む時奥歯より先に前歯があたる。
  • 口をあけると、下の入れ歯が浮いたり、緩んだりする。
  • 話しにくかったり、話をしている最中にカチカチ音がする。
  • 入れ歯を入れると、下あごが前に突き出る。
  • 入れ歯の接着面や縁の部分に痛みがある。
  • 入れ歯をすると、よだれが多く出る。


入れ歯が合わないと様々なトラブルが起こってきます。
”痛い”、”よく噛めない”、”発音しづらい”、”よくはずれる”・・・・・。
このような入れ歯では毎日が楽しく元気に送ることができません。生活の質(QOL)も低下してしまいます。
そんな時には、入れ歯の咬み合わせも調べる必要があります。
両手の人差し指と中指の腹をこめかみに当てます。入れ歯を入れてグッと噛みしめた時にこめかみがふくらむのを感じるでしょうか?これがふくらまないようならば「咬み合わせが悪い」と判断できます。
上記のチェックリストでひとつでも該当する項目があれば要注意です。入れ歯の調整や作り変えが必要です。
すぐに歯科を受診なさってください。入れ歯を作ったら一生使えるというものではありません。よく噛む、よく噛めるということは全身の健康状態を左右することにもなります。

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喫煙か禁煙か

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タバコの花 

ほとんどの方が御存知ないのですが、喫煙は歯周病にとっては治療のさまたげ(デメリット)になり、得(メリット)になることはありません。歯周病の治療にあたっては患者さんには禁煙をお願いします。

医学的に効果が確認された方法や薬剤があります。これらを上手に利用しましょう。その一つに「ニコチンパッチ」があり、1999年5月から医師の処方箋薬として使用できるようになりました。貼り薬で、禁煙を困難にしている離脱症状を、ニコチンの補充により一時的に軽減し、禁煙を容易にします。

また、ニコチン依存が強くない場合は、インターネットを利用した「禁煙マラソン」など様々な支援がありますので御自分のライフスタイルにあった無理のない禁煙方法を見つけましょう。

禁煙をするためにはさまざまな方法がありますが、患者さんにあったもの、複数を併用して試すのも宜しいでしょう。 

未成年者の喫煙防止に成人を識別するための専用ICカード「タスポ(taspo)」が今月、宮崎と鹿児島県で先行導入されました。7月までに全国に導入予定。

ここで問題が・・・・

  • タスポを持っていても20歳以上である証拠にはならない。
  • ひとりが複数のカードを発行できる。
(タスポの発行時に名前の欄にふりがなを重視する。ふりがなを違えて同じ人が2枚もてることになる)
  • 非喫煙者であっても発行できる。ゆえにカードを売買の対象として考えることもできる。

などいろいろと考えられる。これからのタスポの動向が気になるところであります。 

成人識別ICカード 「taspo(タスポ)」 公式サイト

http://www.taspo.jp/

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乳歯の幹細胞から歯を支える骨 名古屋大が犬で成功!

 歯を支える骨

子犬の乳歯からとった「歯髄幹細胞」を使って親犬の歯を支える骨を新たに形成することに、名古屋大の上田実教授(口腔(こうくう)外科学)らのチームが成功したそうです。

歯槽膿漏(しそうのうろう)や、様々な骨の病気の治療に応用が期待されるとのこと。朗報であります。

13日から名古屋市で開かれる日本再生医療学会で発表するそうで、9日の情報によると上記のような報告が出されました。

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骨粗鬆症にならないために

骨粗鬆症とは、カルシウム不足から骨の密度が減少し、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって弱くなる病気です。現在、日本では約500万人もの骨粗鬆症の患者さんがいるとされています。

骨粗鬆症は起こる前に予防したい病気です。骨粗鬆症は特に閉経後女性に顕著に見られる疾病です。多くの骨粗鬆症は、はっきりした病気がなく、閉経や加齢による生理的な骨量の減少が何らかの原因でひどくなったもので原発性骨粗鬆症といいます。女性は閉経後に急激に骨量が減るため50歳すぎから、男性は80歳ごろから急に骨粗鬆症になる頻度が増えます。

せっかく作った入れ歯がすぐにあわなくなるといった場合もあります。特に女性の場合入れ歯の寿命が短いのです。

 骨は固いので、一度つくられると変化しないようにみえますが、実際は絶えず活発な新陳代謝をしています。

身体の細胞と同じで、丈夫でしなやかな骨を保つためには、古い骨を壊し、たえず新しい骨に作り変える必要があるのです。これを骨代謝といいます。ところが、骨のもとになるカルシウムの摂取が不足したり、身体が老化して骨をつくるためのホルモンが不足してくると、骨をつくる量よりも骨をこわす量のほうが多くなります。

こうして骨からカルシウムが徐々に減り、骨がスカスカになっていきます。こうなると骨折しやすくなり、ほんの少し転んだだけで大変なことにもなります。

日頃から予防に努め生活の質を高め元気な老後を過ごしたいものです。

 <骨粗鬆症を予防するには>

骨粗鬆症を予防し、骨を強くするための三原則は、食事・運動・日光浴です。

[食事]

魚貝.GIFカルシウムを多くとるように心がけましょう。カルシウムは大豆製品や乳製品、小魚、海草、緑黄野菜などに多く含まれています。カルシウムは吸収されにくい栄養素ですが、良質のたんぱく質やビタミンDを多く含む食品といっしょにとると、吸収がよくなります。 カルシウムは1日600ミリグラム、できれば800ミリグラム摂取したいものです。

※ビタミンDが多く含まれる食品→肝油、魚、卵黄、しいたけ、酵母、緑茶など。

[運動]

骨には荷重がかかっていることが必要です。適度な運動で骨が刺激されると、体内に入ったカルシウムが有効に使われ、骨量が増えることがわかっています。骨を強くするための運動は、重量挙げのような負荷の大きい運動ほど有効ですが、ふつうは散歩やゲートボールなどの趣味の範囲で楽しみながら続けることです。

30分程度の散歩を続けることによって、骨といっしょに身体を支えている筋肉も強くなり、身のこなしがよくなりますので、転倒による骨折の防止もできます。

[日光浴]

カルシウムの吸収に欠かせないビタミンDは、人間の皮膚が日光の紫外線を浴びることでつくられます。ですから日光浴は骨粗鬆症の予防にとって大切です。夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間程度の日光浴で十分です。

外に出る習慣を作るとよいでしょう。ガラスは紫外線をあまり通さないため、窓越しの日光浴ではあまり効果は無いようです。

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お口の大敵-歯周病

歯周病の主な症状歯周病初期は歯肉炎とも言います。

歯を磨く時、歯肉から血が出て、さらに症状が進むと、歯根と歯肉の間の溝が深くなり、歯周嚢袋が形成され、歯肉の炎症がひどくなり、歯槽骨の破壊に至ります。

そうなると、膿、口臭、歯が揺れるなどの状態となり、その状態を歯周病といいます。早急に治療しないと、歯の脱落となってしまいます。

ほとんど痛みを感じないため、歯周病患者は通常気づかないうち、いろんな影響が出てしまいます。

成人の80%は歯周病と言われています。

<歯周病が人体にもたらす弊害>

○口臭

○歯が抜ける

○視覚上、審美的な問題(歯が長くなったり、移動したりする)

○内臓病気の引き起こし 

治療後も、口腔衛生の良い習慣を続けなければなりません。

定期的に歯科医院で検査をして行きましょう。

歯が残っていないと長生きはできません。以下のグラフは45歳以上で20本歯が残っている人の割合です。

(厚生労働省・平成17年調べ)

図1.gif

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インプラントの寿命はどのくらい?

インプラント自体は材質的にいうと、半永久的なものです。製品が向上し、医学の進歩により、手術の成功率は 100%に近い水準に達していますが、何年もつかと正確には言えません。

手入れの具合によりその寿命は決定されます。自分自身のメンテナンスはもちろんのこと、定期的に検診を受けることが必須となります。
技術的な問題によるインプラントの失敗は通常1年以内に起こることが多いようです。

医院で行う定期検診には必ず起こしいただき、その際にはお口の状態のチェックを十分にして、正しいブラッシング方法を衛生士さんが丁寧に指導いたします。

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歯科医院・医師の選び方

経験豊かで、知識もあり、技術も高く、治療にまじめに取り組んでいる歯科医師をどのように探せば良いのでしょうか。

専門分野を極めて診療されている先生もたくおられますので、「一般的に!」という考えで解釈していただければと思います。ご自分の周りの方に聞いて回るのも良いでしょう。

一般に重要だと考えるチェック・ポイントは次に挙げる8項目で、それほど厳しい条件だとは思いません。医療従事者として、歯科医師として当然のことがほとんどです。

ただし、診療所のスペースなど物理的な問題で8カ条すべてをクリアできない歯科医院もあるかもしれません。しかし、治療に当たる姿勢がしっかりしていれば、実現できることがほとんどではないでしょうか。

そういった意味でこの8項目を参考に、患者様自身の目でチェックして、信頼のおける歯科医師や歯科医院を探すことをおすすめします。 

 

1. 歯磨きの指導や歯石の除去など歯槽膿漏対策に熱心

2. インフォームドコンセント(十分な説明)がなされている

3. 清潔で衛生管理が行き届いている

4. 担当ドクターが変わらない

5. アフターケアがしっかりしている

6. 1回当たりの診療時間を長く、治療期間は短くしている

7. 高額治療を無理強いしたり、領収書を出さないところは×(論外です)

8. スタッフの患者様への配慮が行き届いているか

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歯周病によって起こりうる全身の病気 糖尿病や動脈硬化には特に注意

◆肺炎・気管支炎など◆

歯周病を放置しておくと呼吸器系疾患にかかりやすくなる危険があります。
一般に煙草を吸う人、高齢者、あるいは身体の免疫系が抑制されている人は、肺炎、気管支炎、肺気腫、慢性閉塞性疾患などの呼吸器系の疾患にかかりやすいことが知られています。

◆心筋梗塞・動脈硬化◆

歯周病があると循環器疾患に対するリスクが高くなり、心筋梗塞等を起こす可能性が高くなります。
最近の研究から細菌性の感染症である歯周病にかかっていると心疾患に対するリスクが高くなることが分かってきました。
さらに歯周病でない人にくらべて、致命的な心臓発作を起こす危険が、およそ3倍にもなることが報告されています。歯周病の細菌が炎症を起している歯肉から血中に入り血流にのって全身に散らばり、血管の内側に張り付き、小さな塊となって動脈をつまらせるのではないかと考えられています。また、歯周病を原因とする炎症によって、心臓の動脈の内部に脂肪性の沈殿物が堆積することが考えられます。日本人の5人にひとりが何らかの心臓病にかかっていると言われています。心臓病と診断され、歯周病の可能性のある方は歯科医を訪れ診てもらうことをおすすめします。

◆糖尿病◆

歯周病と糖尿病との間には密接な関係があります。
糖尿病の患者さんは、歯周病になりやすく、悪化させる事が多いとわかっています。血糖値が高くなると傷が治りにくいことや、唾液が出にくくなることが関係しています。歯周病を起こす歯周病原菌が血液中に入ることがきっかけとなり、血糖値を下げるインスリン(ホルモンの一種)の働きを邪魔する物質が体内でふえると考えられるのです。歯周病をほうっておくと、糖尿病になる危険性があります。糖尿病予備軍の人や、すでに糖尿病の人は歯周病の治療をしないとますます糖尿病が悪化してしまう危険性があるのです。

◆早産・低体重児◆

歯周病を放置したまま妊娠すると早産、低体重児出産の危険があります。
低体重児早産の危険因子としては母親の喫煙、飲酒、感染などが知られています。歯周病にかかっている妊婦は、早産で体重が低い赤ちゃんを生むリスクが7倍も高くなっています。歯周病は感染症のひとつであり、 妊娠している母親は、充分な注意が必要です。

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歯周病について1

あなたは大丈夫?
◆40代の85%以上が歯周病◆歯周病
歯周病は、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに、歯垢(しこう)(プラーク)と呼ばれる細菌の塊がたまり、歯の周囲に炎症を起こす病気です。

◆歯周病の原因◆
成人が歯を失う原因で一番目に多いのは、歯周病です。歯垢(しこう)(プラーク)は、歯の表面に集まる目に見えない細菌からできているネバネバとした薄い膜で、次第に硬くなって、歯石となります。歯石になると、歯科医院以外では簡単に取り除けません。
最近では、心臓病などを招く危険性があることも指摘されています。
それ以外にも、糖尿病などの全身の病気や喫煙、生活習慣が、歯周病を引き起こし、悪化させる原因にもなります。歯周病も生活習慣病の一つとして認知され始めています。

厚生労働省の2005年度歯科疾患実態調査によると、35〜44歳の約85%、45〜54歳の約88%に歯周病の疑いがありますが、多くは気付いていないといいます。下記のような症状が1つでもあれば、歯科を受診しましょう。


1.歯ぐきが妙に赤っぽかったり、紫色に変色している。
2.歯ぐきが腫れていている。
3.歯ぐきに触れるとブヨブヨしていて引き締まっていない。
4.ちょっとしたことで歯ぐきから出血する。
5.口の中がすっきりせず、ネバネバしている。
6.歯と歯のすき間が広くなってきた。
7.自分で自分の口の臭いが気になる。

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児童虐待と法歯学

産経新聞になるほどという記事が掲載されていました。歯を使って幼児虐待を早期発見しようという試みです。「法歯学」という分野があり、歯の特徴を使って人物の身元を判別することは周知のことでしょう。520人が死亡した昭和60年の日航機墜落事故。遺体の損傷が激しく、身元の特定は難航したが、群馬県警に委託された法歯学者や民間の歯科医が歯型や治療痕の照合を行い、犠牲者の40%以上の身元確認にこぎつけたそうです。このように、よく事故や事件の際の身元判別の際に活用されています。

今度は、歯科医と連携して幼児虐待を早期発見しようということで歯が注目されています。 東京都歯科医師会が虐待を受けた12歳以下の子どもの歯を調べたところ、虐待された児童は、一般の児童より虫歯の本数が多く、治療の傾向がみられないそうです。
 虫歯ではないのに歯の色が変色している場合は、過去に強い衝撃を受けた可能性があるそうです。幼児虐待を受けていれば、虫歯になっても歯医者さんに連れて行ってもらえない、ちゃんと歯磨きの習慣ができていないなど、可能性としての幼児虐待のサインのひとつと考えられるかもしれません。恐い話ではあります。

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インプラントとは?

従来は歯を失った場合にはブリッジといって、失った歯の両隣の歯を削って、無い部分の歯をつくり、取り外しの義歯(入れ歯)を作っていました。ところが、ブリッジについては失った歯を作る為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなることがあります。また、取り外しの入れ歯は、堅い物を咬むと痛みがあったり、咬む度に入れ歯が動いたりして、必ずしも快適な使用感が得られる訳ではありません。
 インプラント治療は人工歯根治療(じんこうしこんちりょう)ともいわれ、歯の抜けた部分の顎の骨にインプラント(人工歯根)を入れて支柱とし、その上に支台部(歯を直接支える部分)と人工の歯をしっかりと固定する治療法です。
 インプラントは生体との親和性が高いチタンという金属で造られています。チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最も安全であり、また顎の骨がしっかりと結合すれば、その上には丈夫で安定した歯を作ることができます。
入れ歯ではどうしても満足することが難しかった“食べる・話す“こともインプラント治療によりご自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。

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インプラントが可能な人

インプラントは、重度の全身疾患がない限り、ほとんどの成人に適用できます。また、インプラントを埋入する骨のスペースがあること、チタンアレルギーや歯周疾患がないことも条件となります。高齢者の方でも、条件に当てはまれば施術が可能です。
患者さんのコンプライアンス(理解力、協力度)に合わせて、インプラント治療におけるリスクの存在と、それに対する限界とを知っておかなければなりません。

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